発電量試算 その3 (最終予測)

太陽光発電 運用編

おおかたのデータの準備は出来ましたので
自宅の最終的な年間予測値、月間予測値を算出します。

等価システム稼働時間データもかなりのばらつきがありますが
まあ、一定の傾向は見られますので過去数年の平均値を使います。

また、このデータはあくまでも
ソーラークリニックに登録されている発電所での数値データの平均値ですので
全体の設置状況等を考慮し、自家の発電所との効率の補正が必要になります。
(ここが予測の難しいところです…)
ただ、ソーラークリニックでは登録されている発電所の状況を
登録発電所の概要として公開されていますので、そこからアバウトに考えます。

1、パネル設置条件:方位
ソーラークリニック登録発電所では南向きが半数強、東向き、西向きもある程度あるようです。
自宅の設置向きは真南ですので若干条件的にはプラス要因です。(+4%、算出式は省略)
2、パネル設置条件:傾斜角
ソーラークリニック登録発電所では6割近くが傾斜角30°で設置されているようです。
自宅の設置角は20°ですので若干条件的にはマイナス要因です。(-1%、算出式は省略)
3、その他の考慮点
今回の設置場所は電線、電柱、建物等による日陰による悪影響が全くありませんので
多分、若干のプラス要因です。
大阪は全国的に見て平均よりは良さそうです。若干のプラス要因です。
陸屋根設置は放熱的に夏場は屋根設置よりは若干プラス要因だと思われます。
居心地がいいのか、田舎のせいか、鳥のフンが結構落とされるのでマイナス要因です。(笑)

以上から、ソーラークリニックの平均データより若干プラス要因が勝っているとは思いますが
まずは効率補正を行わずに、平均データで予測しておおむね問題ないと判断します。

20101116-6.jpg
数値データです。クリックする大きめで表示します。

20101116-4.jpg
グラフデータです。こちらもクリックすれば大きめで表示します。
とりあえずの予測値です。年間発電予測で 7867KWH です。

個人的には効率補正を若干控えめ(100%)にしてるので実際はもう少し発電するのではと
予想しています。まあ8000KWHは超えてくれるかな~。
変換係数 103%で8100KWH、105%で8260KWH位になります。
(現実的には8100KWH前後は多分見込めるのではと思います。
データ的には105%、8200KWHいっても不思議はないです。取らぬ狸の何とやら、笑)
ひょっとするとひょっとするかもです(笑)

休みということで頑張って記事を3つも書いたので今日はこれで終了です。

※参考HP
「ソーラークリニック」
http://www.jyuri.co.jp/solarclinic/

ソーラークリニックさんのデータを随分参考にさせていただきましたので
たま太陽光発電所のデータも登録させていただき、データ提供していきます。
ありがとうございました。

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